物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

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ニューストピックス

  • 日本海側中心に大雪の恐れ 国交省が緊急発表
     国土交通省は8日、大雪に関する緊急発表を行い、10日ごろにかけて本州の日本海側を中心に降雪が続き、平地でも大雪となる恐れがあるとして、やむを得ず運転する場合は冬用タイヤの装着、チェーンの携行・早めの装着をするよう呼び掛…
  • 業務前自動点呼、トラ136社先行
     国土交通省は24日、自動車運送事業者による業務前自動点呼の先行実施者の公募で、13日時点で144社から申請を受け付け、このうちトラック事業者が136社に上る、と明らかにした。同日の運行管理高度化ワーキンググループの会合…

行政

物流自動車局長、新物流2法施行へ連携を

鶴田浩久物流・自動車局長

 2025年は、「2024年問題」に対応するため政府が打ち出した政策を実行し、かつ成果を上げるための正念場の1年となる。物流効率化法(新物効法)と改正貨物自動車運送事業法の「新物流2法」の本格施行に向…

国交省/来年度予算案、鉄道モーダルシフト促進

 国土交通省は、「2024年問題」を踏まえたモーダルシフトの促進や、50年のカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)の実現に向け、貨物鉄道ネットワークの強化を図る。災害に弱い区間を対象に代行輸…

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団体

運送事業「許可更新制」㊤、適正運賃収受と両輪

運輸労連の新春交歓会で「ドライバーが楽しく、笑顔で働けるようがっちり連携し、頑張り抜こう」と労使共闘を求める坂本全ト協会長

 全日本トラック協会の坂本克己会長が、24日に召集される通常国会で議員立法での成立を目指す「適正競争特別措置法(仮称)」。トラック運送事業の「許可更新制」の導入が軸だが、坂本氏は「更新制(事業規制強化…

協組GREEN、埼玉・春日部にセンター

26年2月にも竣工(完成予想図)

 グリーンエキスプレス(小林幸男社長、札幌市西区)グループの協同組合GREEN(小林理事長)は2026年2月にも、埼玉県春日部市でグループ最大規模の物流センターを竣工させる。初の医薬品特化型の拠点で、…

近畿物政懇/物流Gメン、情報提供増へ「協力を」

「24年問題を乗り越えるには効率化と働き方改革が急務だが、荷主の協力も必須」と近ト協の平島会長

 近畿各府県のトラック協会や近畿運輸局などでつくる近畿地区物流政策懇談会は2024年12月13日の会合で、「2024年問題」に関連する各組織の取り組みや、トラック・物流Gメン運用の在り方について話し合…

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荷主

日本アクセス、関東・関西でセンター増強

25年11月に稼働予定の埼玉県久喜市の冷凍・冷蔵センター(完成予想図)

 日本アクセス(服部真也社長、東京都品川区)は、卸売事業の成長に欠かせない物流の基盤を強化する。2025年度以降に関東と関西でセンター機能を増強するとともに、車両の待機時間を削減する取り組みを加速。増…

山善、ロジス大阪が来月本稼働

自律走行搬送ロボを導入し、作業員を歩かせない環境を整備

 山善は1月6日から、庫内作業の自動化など最先端の物流システムを備えた物流拠点「ロジス大阪」(大阪府東大阪市)を本格稼働させる。グループのヤマゼンロジスティクス(宮﨑公博社長、大阪市西区)が運営に当た…

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産業

損保大手4社、保険料率3.5~5%上げ

 損保大手4社は1月、保険料率を平均約3.5~5%値上げする。ここ5年で最大の引き上げ幅となる。近年は、新型コロナウイルス感染症の影響による交通量の減少などに伴い、引き下げもしくは維持されていた。しか…

フルカイテン、「在庫管理」AIで先手打つ

適時適量の在庫管理につながる(イメージ)

 在庫分析クラウドをメインに展開するフルカイテン(瀬川直寛社長、大阪市福島区)は、過去の売り上げ実績から商品の需要をAI(人工知能)で予測する「FULL KAITEN(フルカイテン) 倉庫出荷」を開発…

深夜割引見直し、7月ごろに延期

 東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路のNEXCO3社は25日、高速道路通行料金の深夜割引の見直しについて、25年7月ごろに延期する、と発表した。当初計画していた2024年度末の運用開始予定…

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物流企業

KRS、医薬品物流を開拓

「『掛かるものは頂き、掛かるものは支払う』精神で、持続可能な物流を目指す」と富田社長

 キユーソー流通システム(KRS)は10日、「グループビジョン2036」と、2028年までの4カ年の目標を定めた第8次中期経営計画を発表した。グループビジョンでは、国内市場で医薬品物流など新事業領域を…

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テック

被害増加するサイバー攻撃、事業継続へ対策不可欠

サイバー攻撃により海上コンテナの搬出入が完全にストップした名古屋港(23年7月6日、飛島埠頭コンテナターミナルにつながる幹線道路)

 出版大手のKADOKAWAがサイバー攻撃を受け、一部事業の停止を余儀なくされ、個人情報が流出するといった大打撃を受けた。企業に対する悪意を持ったハッキングなどによる被害は増えており、物流業界も例外で…

物流テック企業、複数社でサービス提供

アイオイ・システムなど4社共催のデモ見学会では、複数社連携によるサービスを実演(2日、相模原市中央区)

 物流テック企業が複数社で連携してサービス提供するケースが増えている。物流は多くの工程に分かれ、各工程を単体で効率化しても他の工程にしわ寄せがいっては全体最適にならないため、異なるテック企業のシステム…

LOKIAR、共同配送PF構想実現へ

 LOKIAR(ロキアー、伊藤健太社長、東京都北区)は、企業間物流に特化した共同配送プラットフォーム(PF)構想の実現に向けて、段階的に準備を進めている。2023年6月設立の同社は25年末までを第1段…

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人材・育成

東山協組/外国人技能実習生、受け入れ事業を本格稼働

東山協同組合と提携するつばさ日本語研修センターの実習生

 東山協同組合(青木均理事長)は、外国人技能実習生の受け入れが可能となる特定監理事業の許可を受けたことから、監理団体として技能実習生の受け入れ事業を本格稼働させた。今後、特定技能在留資格での就労が予定…

政府方針、技能実習制度の廃止を提案

技能実習制度の見直しの方向性

 政府は10日、外国人技能実習生制度を廃止し、「人材の確保」を目的に加えた制度に移行する方針を、有識者会議で示した。開発途上国への技能移転という制度の当初の目的と、外国人労働力の確保の実態とがかい離し…

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働き方改革

トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト

厚生労働省HP

北王流通、複数の人事評価制度新設

「自分のため、仲間のため、顧客のため、生産性向上に取り組んでいく」と古瀬常務

 【東京】北王流通(黒田英則社長、東京都北区)は、ドライバーの残業時間を減らすため、効率改善手当や目標達成した際に支給する手当など複数の評価制度を併用して、労働時間の短縮と公平性の高い職場を目指してい…

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調査

東商調べ/新物流2法、荷主「知らない」半数

新物流2法に対する認識

 東京商工会議所(小林健会頭)が10月31日に発表した「流通・サービス業における価格戦略および『物流2024年問題』に関するアンケート」(暫定版)によると、荷主への規制的措置も含まれる新物流2法につい…

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本紙ピックアップ

運送事業「許可更新制」㊤、適正運賃収受と両輪

 全日本トラック協会の坂本克己会長が、24日に召集される通常国会で議員立法での成立を目指す「適正競争特別措置法(仮称)」。トラック運送事業の「許可更新制」の導入が軸だが、坂本氏は「更新制(事業規制強化)と適正運賃収受の両…

日本海側中心に広域で降雪、高速道など予防的通行止め

 8日から週末にかけ、本州の日本海側を中心に降雪が続いた。雪国だけでなく広域に降ったのが特徴で、近畿や中京地域でも高速道路や幹線道路で予防的通行止めが行われた。このため、数日に及ぶような車両の立ち往生は起こらなかったが、…

物流施設動向25年/CBRE調べ、首都圏の空室率9%超で高止まり

 2025年の首都圏全体の物流施設の空室率は9%超となり、依然として高止まりする見通しだ。シービーアールイー(CBRE)の調査によると、首都圏の新規供給は、延べ床面積165万平方㍍と24年に比べて14.5%減少する見込み…

KRS、医薬品物流を開拓

 キユーソー流通システム(KRS)は10日、「グループビジョン2036」と、2028年までの4カ年の目標を定めた第8次中期経営計画を発表した。グループビジョンでは、国内市場で医薬品物流など新事業領域を開拓する姿勢と、アジ…