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本紙ピックアップ

改正貨物事業法/多重下請け構造是正、構造的な改革踏み込む トラ事業者 「制度上の問題」指摘も 取引条件の見直し進む マッチングで運賃下落? 「元請けが悪」ではない 事業者も血を流す覚悟を

物流企業

行政

2025/01/10 3:10

 4月から施行される改正貨物自動車運送事業法では、元請けに対する「実運送体制管理簿」の作成などを義務付ける。法改正の主眼であるトラック運送事業での多重下請け構造の是正に向け、国土交通省は構造的な改革に踏み込む構えをみせる…

政府/来年度予算案決定、物流関係に163億円 効率化&商慣行見直し 拠点整備やDXなど支援 「新モーダルシフト」推進 ドローン配送実現へ 荷待ち減&積載率⤴

行政

2025/01/10 3:00

 政府は2024年12月27日、25年度予算案を閣議決定した。物流関係閣僚会議で決定した、30年度に向けた中長期計画に基づく国土交通省の物流関係予算は163億4400万円(24年度当初予算比24%増)。24年度補正予算と…

「業務前自動点呼」先行実施、トラ事業者の申請急増 国交省が今春から運用へ 「運転者と意思疎通」要件 遠隔点呼の要件案も提示

行政

2025/01/10 2:50

 国土交通省が2025年春からの本格運用を目指す、自動車運送事業者による業務前自動点呼は、トラック運送事業者を中心に先行実施への申請が急増し、運行管理者不足の中で期待が高まっている。24年10月からの先行実施に、12月1…

北海道/関東との定期コンテナ航路、「24年問題」対応に期待 陸上輸送確保が課題 十勝港 ヤード整備を検討 「業界全体で改善」必要

団体

2025/01/10 0:50

 十勝港(北海道広尾町)と釧路港(釧路市)、京浜港を結ぶコンテナ定期航路が就航し、「2024年問題」の対応策として期待が高まっている。広尾町によると滑り出しは順調で、コンテナヤードの整備も検討。井本商運(井本隆之社長、神…

季節特需商品/「24年問題」影響、人手不足で配送できず 「やりくりするも売り上げ3割減」

物流企業

2025/01/10 0:40

 トラックドライバーの時間外労働の上限規制が適用されてから、初めての年越しを迎えた。「2024年問題」の影響で国内物流の輸送能力が低下し、特に人手不足が深刻な関東では、お歳暮やクリスマスケーキ、お節料理といった季節性の高…

静岡県内/ゴミポイ捨て、藤枝バイパスで後絶たず 運転者のモラル問われる ゴミ箱設置案 管理は国か市か

団体

行政

2025/01/10 0:30

 静岡県内の国道沿いで、車両からのポイ捨てによるゴミの滞留が地域の課題となっている。大量に捨てられたゴミを収集すると、ペットボトルに入ったし尿やアルコール類の容器が混ざることが少なくないようだ。道路メンテナンスを請け負う…

本紙ピックアップ

四国化工機とエルピスなど、左折巻き込み事故防げ

 食品充てん機の四国化工機(植田滋社長、徳島県北島町)と左折巻き込み警報カメラシステム(側方衝突監視警報装置)「A-CAM(エーカム)」のメーカー、elpis(エルピス、岡浩社長、名古屋市中区)が中心となり23日、徳島県…

通常国会開会、運送業の取引適正化へ

 24日に開会した第217回通常国会で、公正取引委員会は、下請代金支払遅延等防止法(下請法)と下請中小企業振興法の一部改正案を3月中旬にも提出する。取引での対等な関係を促すため、下請事業者を「中小受託事業者(仮称)」に改…

ヤマト運輸、「ネコポス継続」発表

 ヤマト運輸(長尾裕社長、東京都中央区)は21日、日本郵便(千田哲也社長、千代田区)の配送網を活用した「クロネコゆうパケット」の発売に伴いサービス終了を順次進めていた「ネコポス」を継続する、と発表した。理由は「早く商品を…

TDBC、生鮮物流WG発足

 運輸デジタルビジネス協議会(TDBC、小島薫代表理事)の新たなワーキンググループ(WG)「生鮮物流の課題解決に向けた取り組み(仮)」が21日、発足した。農林水産物の種類や出荷(配送)形態は多種多様で、かつ、農業協同組合…