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タグ:金曜リポート

CLO選任義務付け、チーム編成で全体最適化 各分野スペシャリストと マネジメント能力重要 「どこまでが全体か」把握 連携・補完し課題解決へ

行政

2025/03/21 3:00

 新物流効率化法(新物効法)に基づき、3200の特定荷主に選任が求められる物流統括管理者(CLO)――。CLOには、自社のみならずサプライチェーン(供給網)や社会全体を見渡せ、かつ物流に精通する人物が求められている。しか…

適正競争新法に現実味/許可更新制、業界への劇薬 適正運用へ「熟議重ねる」 参入後放置は「育児放棄」 営業の自由・財産権を超越

団体物流企業行政

2025/03/14 2:50

 全日本トラック協会の坂本克己会長が構想し、議員立法での立案を目指す「トラック事業適正競争推進関連法」の実現が現実味を帯びてきた。新法の軸となる「許可更新制」のインパクトが大きいため、トラック運送業界からは反対や懸念の声…

CLO選任義務化、「精通する人材」極めて少数? 26年度適用 荷主3200社が対象に まずは「選任→育成」 「業務と役割」指針で提示

行政

2025/01/31 3:00

 新物流効率化法(新物効法)に基づき、一定規模以上の荷主などに対し、物流統括管理者(CLO)を選任することが2026年4月から義務付けられる。荷主などは約3200社がその対象となるが、これまで物流への問題意識が高くない企…

運送事業「許可更新制」㊤、適正運賃収受と両輪 タクシー新法の規定参考か 適正運営への総仕上げに 悪質な事業者の退出促進

団体

2025/01/17 2:40

 全日本トラック協会の坂本克己会長が、24日に召集される通常国会で議員立法での成立を目指す「適正競争特別措置法(仮称)」。トラック運送事業の「許可更新制」の導入が軸だが、坂本氏は「更新制(事業規制強化)と適正運賃収受の両…

24年問題で傭車不足、土日運行なし&配車抑制 運賃上振れでコスト圧迫 KIT指数が9月過去最高 物流大手 営業費用カバーできず ルート見直しや自社便化

団体物流企業

2024/10/25 3:10

 「2024年問題」を発端として、傭車不足の声が聞こえてくる。土曜・日曜に運行しない協力会社の増加や、残業時間の上限規制などを考慮して元請けが配車を抑制するといったことが根底にあるようだ。傭車不足は実運送事業者にとっては…

「黄金のペットボトル」不法投棄、イメージ悪化・影響深刻 全ト協 都道府県ごとに助成金 携帯トイレ配布し対策強化 監視カメラ設置を提案

団体

2024/09/27 2:40

 トラックドライバーによるゴミのポイ捨て、特に尿入りの「黄金のペットボトル」の不法投棄が社会問題化している。こうした中、全日本トラック協会(坂本克己会長)は、都道府県トラック協会への助成事業を創設し、携帯トイレの配布を行…

「令和のコメ騒動」、都市部中心に品薄発生 消費回復も猛暑で不作 飲食店から物流業者へ 問屋介さず直接相談 「影響なし」 大手卸が玄米ストック 生産者減り需給逆転へ?

物流企業

2024/09/10 3:00

 都市部の小売店を中心にコメが品薄となり、「令和のコメ騒動」と話題になっている。新型コロナウイルス禍の収束、インバウンド(訪日外国人)客の増加などで消費の回復が進むところに不作が襲い、低価格帯のコメから品切れになる現象が…

荷主・元請けがコンペ導入、運賃交渉の逃げ道? 「時代に逆行」 運送業者から悲鳴 「24年問題伴う再編」名目に 「1000円下げて入札して」 身バレ恐れ通報できず

物流企業荷主

2024/08/30 2:50

 2024年度に入り、コンぺ(競争入札)制を導入する荷主や元請けが目立っている。「『2024年問題』対策のための物流再編」を名目に、事実上の値下げ要請とも受け取れる実態も見られる。「時代に逆行している」「運賃交渉の逃げ道…

被害増加するサイバー攻撃、事業継続へ対策不可欠 被害事業者 謝罪対応など追われ 関係先の安全性も確認を

テック

2024/08/23 3:00

 出版大手のKADOKAWAがサイバー攻撃を受け、一部事業の停止を余儀なくされ、個人情報が流出するといった大打撃を受けた。企業に対する悪意を持ったハッキングなどによる被害は増えており、物流業界も例外ではない。事業継続に当…

外国人労働者雇用、「社会全体の適応」重要 知識習得や制度理解を 管理者クラスで採用も 特定技能 「倉庫業追加」望む声

団体物流企業

2024/07/26 2:50

 人手不足を背景に、外国人労働者の採用が増えている。永住権のある外国人の採用をはじめとした従来の雇用の枠組みに加え、外国人在留資格の「特定技能制度」に自動車運送業が追加されるなど、様々な背景の外国人労働者が活躍できるよう…

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 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

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 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

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