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羽衣運輸、夜間共同点呼を9社と開始 管理者の負担軽減 円滑な運行へ情報提供

物流企業

2024/04/19 0:20

 羽衣運輸(村松俊彦社長、静岡県富士市)は1日から、近隣に拠点を置くトラック事業者9社と共同で共同点呼(受委託点呼)を開始した。同社が受託事業者となり、委託事業者9社の夜間点呼を請け負う。10社が協力して管理者の点呼の負担を軽減する体制を組むことで、時間外労働の上限規制など「2024年問題」に対処する。(奥出和彦)

敷地内に点呼場を設け、アルコールチェッカーや血圧計など必要機器を配備




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