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OSPグループ、物流のSDGs後押し シール・ラベル軽量化 環境に優しい運び方実践

産業

2024/05/17 2:30

 大阪シーリング印刷(松口正社長、大阪市天王寺区)を中核とする、シールやラベルの製造・加工・販売大手OSPグループは、環境に配慮した物流向けの製品の提供を通じて、物流・運送事業者のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを後押ししている。グループ自体もデジタル印刷工場を札幌市に開設して航空便の利用をなくすなど、環境に優しい運び方を実践、納品リードタイムの短縮にもつながっている。(高橋朋宏)

通常製品より30%減容した「薄層ラベル」㊧




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