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CJPT、FCV普及へ動き活発化 東京都と連携 10台程度を導入 西濃運輸など 実証実験に参画

テック

2023/05/02 2:30

 水素燃料電池トラック(FCV)の普及に向けた動きが活発化している。西濃運輸(小寺康久社長、岐阜県大垣市)と、福山通運、コカ・コーラボトラーズジャパン(カリン・ドラガン社長兼CEO=最高経営責任者、東京都港区)は、小型のFCVを東京都の配送業務に相次いで導入。西濃運輸、福山通運はトヨタ自動車やいすゞ自動車などが出資する、商用車の技術開発会社、コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT、中嶋裕樹社長、文京区)を幹事会社とするコンソーシアム(共同企業体)に参画し、コカコーラジャパンはCJPTから業務受託している。5月にはCJPTが東京都の連携プロジェクトに基づき10台程度を一気に投入する計画で、共同企業体に参画するその他の事業者も導入する見込みだ。(田中信也)

西濃運輸は4月21日に東京支店と深川支店に各1台導入

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