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東京都/コンパス導入試験、ゲート前待機時間7割減 ヤード内滞留 更なる改善求める声

行政

2023/04/04 2:20

 東京都港湾局が2022年度に実施した新・港湾情報システム「CONPAS(コンパス)」を活用した海上コンテナの搬出入予約事業は、ゲート前の平均待機時間を最大で7割減にする効果があった。大井ふ頭のコンテナターミナルで導入試験を実施し、来場車両の分散によって予約車両の平均待機時間の短縮が確認できたことから、都港湾局などは23年度以降も継続してコンパスの運用を行う方針だ。3月27日に都港湾局や東京港埠頭(服部浩社長、東京都江東区)が発表した。(佐々木健)


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