物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

トラストシステム、遠隔点呼を開始 運転者の労働時間削減 24年問題へ対応

物流企業

2023/01/31 0:50

 【北海道】食品輸送などを手掛けるトラストシステム(清野淳也社長、北海道石狩市)は17日から、遠隔点呼を開始した。北海道運輸局によると、道内のトラック運送事業者では初めて。札幌営業所車庫(札幌市白石区)にいるドライバーの点呼を本社営業所(石狩市)と札幌営業所(白石区)のいずれかで行うことで、ドライバーの労働時間を削減し、運行管理者の負担軽減を図る。「2024年問題」への対応や働きやすい職場環境づくりにつなげる。(高清水彩)

運行管理者と画面越しに話しながら、睡眠時間や体調の確認、業務連絡などを行う




本紙ピックアップ

ロジスティード、アルプス物流をTOB

 ロジスティードは9日、アルプス物流に対して8月中旬をメドにTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。TOBの完了後、アルプス物流を非公開化する。買収に掛かる費用は1051億円程度と見込んでいる。直近の売上高はロ…

日本郵便とセイノー、幹線輸送を共同運行

 日本郵便(千田哲也社長、東京都千代田区)とセイノーホールディングスは9日、両グループでの幹線輸送の共同運行に向けた業務提携に合意した、と発表した。2月からトライアルとして開始した計8ルートでの運行を通じ、ルールや仕組み…

「特定技能」期待と懸念㊦/「適材適所」可能な制度に

 外国人在留資格の特定技能制度の対象に「自動車運送業」が追加されたものの、交通ルールや生活習慣の違い、コスト面などから採用に二の足を踏むトラック運送事業者は少なくない。ドライバー職だけでなく、物流センター業務など幅広い事…

花き類長距離輸送、「新潟で中継」有望視

 「2024年問題」で輸送能力の低下が指摘される中、花き類の長距離輸送の中継地として新潟に注目が集まっている。新潟花き中継拠点化検討協議会(玉木隆幸代表)は、1月から2月にかけて沖縄産の菊を大阪から仙台へ中継する輸送実証…

オススメ記事

ロジスティード、アルプス物流をTOB

 ロジスティードは9日、アルプス物流に対して8月中旬をメドにTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。TOBの完了後、アルプス物流を非公開化する。買収に掛かる費用は1051億円程度と見込んでいる。直近の売上高はロ…

日本郵便とセイノー、幹線輸送を共同運行

 日本郵便(千田哲也社長、東京都千代田区)とセイノーホールディングスは9日、両グループでの幹線輸送の共同運行に向けた業務提携に合意した、と発表した。2月からトライアルとして開始した計8ルートでの運行を通じ、ルールや仕組み…

「特定技能」期待と懸念㊦/「適材適所」可能な制度に

 外国人在留資格の特定技能制度の対象に「自動車運送業」が追加されたものの、交通ルールや生活習慣の違い、コスト面などから採用に二の足を踏むトラック運送事業者は少なくない。ドライバー職だけでなく、物流センター業務など幅広い事…

花き類長距離輸送、「新潟で中継」有望視

 「2024年問題」で輸送能力の低下が指摘される中、花き類の長距離輸送の中継地として新潟に注目が集まっている。新潟花き中継拠点化検討協議会(玉木隆幸代表)は、1月から2月にかけて沖縄産の菊を大阪から仙台へ中継する輸送実証…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap