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CBRE調べ/大型マルチ施設23年、空室率が4大都市圏で上昇 供給増え需要上回る 首都圏 過去最大91万坪超 近畿圏も拡大

調査

2022/12/27 2:10

 シービーアールイー(CBRE)が15日に発表した2023年の物流不動産市場動向によると、空室率は首都圏、近畿圏、中部圏、福岡圏の4大都市圏全てで上昇すると予想されている。特に首都圏のLMT(大型マルチテナント=複数企業入居=型物流施設)の新規供給は、過去最大の91万3千坪(約301万平方㍍)で、底堅い需要も供給増大には追い付かず、空室率は23年末に8.1%と10年以来の高い水準になるとみられる。空室率水準にばらつきはあるものの、いずれの都市圏でも需給ペースは緩むと予想される。(園川萌子)

4大都市圏での新規供給と空室率




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