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「働き方改革」光と影/多重下請け構造ネック、無償で構内作業拘束16時間超 商習慣見直せず 「いつか大事故に」 実運送会社

働き方改革

物流企業

2022/10/25 2:40

 トラック運送業界の多重下請け構造が「働き方改革」に支障を来している。特積事業者の下請けのあるトラック運送会社は、自社ドライバーが居眠り運転で接触事故を起こしたことを契機として、これまで元請けに指摘してこなかった商慣習改善に一歩踏み出した。荷主の施設内で暗黙のうちに行うこととなっていた無償のサービス作業があり、自社ドライバーの拘束時間は恒常的に一日16時間を超過。改善を訴え理解を得られたが、この元請けも荷主の下請けであることから、改善が進むかは懐疑的だという。(特別取材班)





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