物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

エコトラック、CO2「実質ゼロ」運行 CNL活用 供給安定性に着目 環境配慮の取り組み普及へ

物流企業

2022/08/09 2:30

 エコトラック(池田雅信社長、大阪府門真市)は、カーボンニュートラルLNG(CNL)を使用した運行を開始し、運送事業における脱炭素化への取り組みを進めている。CNLは、CO2(二酸化炭素)のクレジット(排出権)とセットになっており、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの温室効果ガスを相殺。CNLを使用すれば、地球規模ではCO2が発生しないとみなされ、CO2排出「実質ゼロ」運行を実現できる。(黒須晃)

環境省の実証事業で使われた大型LNG車両2台を運行




本紙ピックアップ

ロジスティード、アルプス物流をTOB

 ロジスティードは9日、アルプス物流に対して8月中旬をメドにTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。TOBの完了後、アルプス物流を非公開化する。買収に掛かる費用は1051億円程度と見込んでいる。直近の売上高はロ…

日本郵便とセイノー、幹線輸送を共同運行

 日本郵便(千田哲也社長、東京都千代田区)とセイノーホールディングスは9日、両グループでの幹線輸送の共同運行に向けた業務提携に合意した、と発表した。2月からトライアルとして開始した計8ルートでの運行を通じ、ルールや仕組み…

「特定技能」期待と懸念㊦/「適材適所」可能な制度に

 外国人在留資格の特定技能制度の対象に「自動車運送業」が追加されたものの、交通ルールや生活習慣の違い、コスト面などから採用に二の足を踏むトラック運送事業者は少なくない。ドライバー職だけでなく、物流センター業務など幅広い事…

花き類長距離輸送、「新潟で中継」有望視

 「2024年問題」で輸送能力の低下が指摘される中、花き類の長距離輸送の中継地として新潟に注目が集まっている。新潟花き中継拠点化検討協議会(玉木隆幸代表)は、1月から2月にかけて沖縄産の菊を大阪から仙台へ中継する輸送実証…

オススメ記事

ロジスティード、アルプス物流をTOB

 ロジスティードは9日、アルプス物流に対して8月中旬をメドにTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。TOBの完了後、アルプス物流を非公開化する。買収に掛かる費用は1051億円程度と見込んでいる。直近の売上高はロ…

日本郵便とセイノー、幹線輸送を共同運行

 日本郵便(千田哲也社長、東京都千代田区)とセイノーホールディングスは9日、両グループでの幹線輸送の共同運行に向けた業務提携に合意した、と発表した。2月からトライアルとして開始した計8ルートでの運行を通じ、ルールや仕組み…

「特定技能」期待と懸念㊦/「適材適所」可能な制度に

 外国人在留資格の特定技能制度の対象に「自動車運送業」が追加されたものの、交通ルールや生活習慣の違い、コスト面などから採用に二の足を踏むトラック運送事業者は少なくない。ドライバー職だけでなく、物流センター業務など幅広い事…

花き類長距離輸送、「新潟で中継」有望視

 「2024年問題」で輸送能力の低下が指摘される中、花き類の長距離輸送の中継地として新潟に注目が集まっている。新潟花き中継拠点化検討協議会(玉木隆幸代表)は、1月から2月にかけて沖縄産の菊を大阪から仙台へ中継する輸送実証…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap