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クラベ&アトム、荷主間で海コン共同利用 CO2・運送費を低減 中国地方初の取り組み 内貨転用で日程に余裕

働き方改革

荷主

2022/03/29 2:10

 自動車用耐熱特殊電線などを開発・製造するクラベ(金沢岳信社長、浜松市南区)は、ゴム製手袋などの製造を手掛けるアトム(平雄一郎社長、広島県竹原市)との間で海上コンテナを共同利用する仕組みを構築し、物流の効率化や環境負荷の低減を実現している。従来は港とクラベのサプライヤーとの間でトラック輸送していたが、コンテナを内貨転用して荷主間で利用し輸送距離を減らすことで、二酸化炭素(CO2)の削減や輸送費用の低減に貢献している。(奥出和彦)

空コンテナの輸送距離を短縮




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