物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ギークプラス、アルペンの物流倉庫を自動化

プレスリリース

2021/12/02 14:52

アルペンに対し、【Geek+】ギークプラスがAI物流ロボットを追加導入216台が稼働し、保管能力2倍、出荷能力3倍に向上国内最大級の自動搬送ロボットセンター始動

2021年12月1日 10時00分

 今般、AI物流ロボットの株式会社ギークプラス(本社:東京都渋谷区、以下 「ギークプラス」)は、株式会社アルペン(本社:愛知県名古屋市、以下「アルペン」)が2018年から稼働しているプロロジスパーク千葉ニュータウン内、東日本フルフィルメントセンター(千葉県印西市)にて、株式会社アッカ・インターナショナル (本社:東京都港区、以下「ACCA」)の物流オペレーションのもと、ギークプラスのAI物流ロボット「EVEシリーズ/P800R」(以下、「EVE P800R」)を追加採用いただき導入致しました。1フロア7,000坪をロボットエリアとして全面に展開し、ギークプラス社製の自動搬送ロボットとしては国内最多採用台数となる、216台が稼働いたします。

 アルペンはビジネス伸長に合わせて拡張出来るギークプラスロボットの特性を生かし、ロボットエリアの拡張を行いました。約7,000坪のエリアを自動搬送ロボット専用センターに一新し、自動搬送ロボット216台、ロボ棚数3,207台、ステーション数19台を設置しております。またロボットに適合する商品を選定し、非ロボットセンターと切り分けた2拠点体制へと移行しました。これにより、ロボットセンターは飛躍的に作業効率が向上し、成長率が150%以上であるECビジネスに対応できる体制となり、保管能力が2倍、出庫能力が3倍、進化いたします。
 ギークプラスでは「EVE P800R」などの製品ラインナップの増加をはじめ、コンサルティング事業などのサービスの拡大を行っております。アルペンがECの成長戦略の促進と多種多様な商品サイズ・SKUに対応するため、物流拠点のさらなる自動化を推進する上でロボット導入効果を最大化するにあたり、ギークプラス とACCAが共同チームを立ち上げ、「コンサルティングプロジェクト」を始動しました。ギークプラスはメーカーである優位性を生かし、システム内外の情報連携・ロジックの最適化をし、ACCAは今までのロボットオペレーションの知見を生かすことで、出荷効率 / 出荷キャパシティの最大化を図ります。アルペンはこの取り組みにより配送リードタイムの短縮など、より充実したサービスをEC顧客に届けられる仕組みを実現化し、作業生産性が国内トップレベル、かつ国内最大級の自動搬送ロボットセンターとなりました。今後もアルペン、ACCA、ギークプラスは、1人でも多くのお客様にご満足頂けるECサービスを目指し、よりよいサービスを追い求めてまいります。
 

■今後の展望
ロボティクス活用がスタンダード化しつつある物流業界において、今後は、ロボットをただ導入するだけでなく、取り扱う商品・運用特性に合わせて、「ヒトがロボットを使いこなせる仕組み」を構築していくことが、物流プレイヤーの大きな付加価値となります。ギークプラスはコンサルティングによる短期的な改善に加え、現場主導での継続的な改善が可能となるよう、ロボットの生産性を「見える化」するアプリケーションも開発中です。多数のプロジェクトを経て培った経験を基に、ギークプラスを導入する現場に幅広く本サービスを展開し、お客様への更なる付加価値提供を目指します。

■会社概要
ギークプラスは、中国で2015年に創業。既にグローバルで200社 / 2万台以上の自律走行型ロボット (AMR)の導入に成功し、世界シェア首位のユニコーン企業となっています。日本法人は2017年に設立され、既にDHLサプライチェーンや、大和ハウス、NIKEなど、大手物流プレイヤーに相次いで導入され、国内でも最大手の地位を確立。物流ロボットの販売、導入、24時間365日対応のメンテナンス、生産性改善コンサルティングまで、一貫して日本で実施することで、物流プレイヤーの企業価値向上に貢献しています。深刻化する人手不足と機械設備の高い投資リスクを解決するため、次世代ロボティクス技術を活用し、新たな物流スタンダードの共創を目指します。
製品紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=xoev1N0nz6A

■基本情報
社名: 株式会社ギークプラス
本社: 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー26F
設立: 2017年8月
代表取締役社長: 佐藤 智裕
URL:  https://www.geekplus.jp/index.html

プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。





本紙ピックアップ

関東中央運輸倉庫、運賃交渉で最大10%増

 【神奈川】関東中央運輸倉庫(渡邉尭社長、横浜市港北区)は、時間外労働上限規制の適用開始前までに荷主企業との運賃交渉を終え、万全の体制を整えている。2023年11月に取引先全社との交渉を完了。運賃の上げ幅は最大で10%と…

取引労働改善和歌山協/24年問題シンポ、持続可能な物流むけ連携

 【和歌山】トラック輸送における取引環境・労働時間改善和歌山協議会(辻本勝久座長、和歌山大学教授)は15日、和歌山市で「物流の2024年問題シンポジウム」を開催した。荷主企業を含む和歌山の物流関係者が集まり、24年度以降…

野口運輸商事、輸送サービスの間口拡大

 【岡山】野口運輸商事(野口新悟社長、岡山市北区)は、川上運送(岡山県総社市)の全株式を取得してグループ会社化し、輸送サービスの間口を広げている。今後は野口運輸商事で培ったノウハウをグループ全体へ水平展開して安全教育に力…

AZ-COM丸和HD、C&FロジにTOB

 AZ-COM丸和ホールディングスは21日、C&Fロジホールディングスに対してTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。互いに低温食品物流を展開しており、共同配送など物流ネットワークの強化と効率化を推進することで…

オススメ記事

関東中央運輸倉庫、運賃交渉で最大10%増

 【神奈川】関東中央運輸倉庫(渡邉尭社長、横浜市港北区)は、時間外労働上限規制の適用開始前までに荷主企業との運賃交渉を終え、万全の体制を整えている。2023年11月に取引先全社との交渉を完了。運賃の上げ幅は最大で10%と…

取引労働改善和歌山協/24年問題シンポ、持続可能な物流むけ連携

 【和歌山】トラック輸送における取引環境・労働時間改善和歌山協議会(辻本勝久座長、和歌山大学教授)は15日、和歌山市で「物流の2024年問題シンポジウム」を開催した。荷主企業を含む和歌山の物流関係者が集まり、24年度以降…

野口運輸商事、輸送サービスの間口拡大

 【岡山】野口運輸商事(野口新悟社長、岡山市北区)は、川上運送(岡山県総社市)の全株式を取得してグループ会社化し、輸送サービスの間口を広げている。今後は野口運輸商事で培ったノウハウをグループ全体へ水平展開して安全教育に力…

AZ-COM丸和HD、C&FロジにTOB

 AZ-COM丸和ホールディングスは21日、C&Fロジホールディングスに対してTOB(株式公開買い付け)を実施する、と発表した。互いに低温食品物流を展開しており、共同配送など物流ネットワークの強化と効率化を推進することで…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap