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ESR、神奈川・茅ケ崎にマルチ型 21年6月完成 延べ床6万9200平米

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2019/04/26 0:00

 ESR(スチュアート・ギブソン社長、東京都港区)は19日、神奈川県茅ケ崎市でマルチテナント(複数企業入居)型物流施設「ESR茅ケ崎ディストリビューションセンター(DC)」を開発する、と発表した。延べ床面積は6万9200平方メートルで、最大6テナントが入居可能。2020年5月に着工し、翌年6月末に完成する予定だ。総投資額は160億円を見込む。  首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・寒川南インターチェンジ(IC)から500メートルで、施設の近くには県道46号が通る。19年3月に開通した新東名高速道路・厚木南IC―伊勢原ジャンクション(JCT)により、神奈川県や東京都心部に加え、首都圏全域、東海、関西地方への配送に優位性を持つ。  また、JR東海道本線の茅ケ崎駅とJR相模線の寒川、香川の両駅から複数運行している路線バスを使って通勤できる。更に、施設付近には公共施設や商業施設が多く、雇用の観点からも有利な立地だ。  敷地面積が3万3800平方メートルで、耐震構造の4階建て。トラックが3階に直接アクセスできるスロープを設置するほか、トラックバースを1階に46台分、3階には30台分を整備する。更に、敷地内には大型トラック24台分の待機場と103台分の駐車場を確保する計画。  同社では「当社にとって神奈川県内で3件目のプロジェクト。施設利用者のための休憩室を充実させるなど、誇りを持ちつつ快適に働けるよう最新鋭の物流施設を計画している。また、雇用創出など、地域経済にも寄与していく」としている。(井内亨) 【写真=最大6テナントが入居可能(完成予想図)】





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