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日幸産業運輸、働き方改革ポスター制作 スローガン 改善「草分けとなれ」 労働時間短縮し人材確保

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2019/04/23 0:00

 【北海道】日幸産業運輸(朝井清美男社長、北海道石狩市)は4月から、「草分けとなれ」など独自のスローガンを載せたポスターを制作して働き方改革を推進している。2015年には「アメリカンコーヒーのように薄い内容の業務からの脱却」を意味する「脱アメリカン」のスローガンを掲げて社員の意識高揚を図り、賃金を維持したままで労働時間の短縮を実現。労働力確保や増収増益にも結び付けている。(土屋太朗)  食品輸送をメインに展開している同社では、5年程前から働き方改革を推進。社員の賃金を1割ほどアップした上で、労働時間短縮に向けた取り組みに乗り出した。  朝井社長は「現場に寄り添うことが重要」と強調。ドライバーや倉庫作業員、事務員などパートも含めた200人ほどの社員の勤務内容を細かくチェックした。例えば、ドライバーでは、配送ルートや休憩のタイミングなどを調べ、午前7時出社だったのを30分遅らせるといった措置を講じて1日当たりの労働時間を削減。10分単位の見直しもあったという。  これに加え、15年には「脱アメリカン」というスローガンを採用。朝井氏は「薄い内容の仕事を無くすという意味。出社したらすぐに仕事を始め、終わればすぐに帰るようにすることで、自分の時間は増える。これは物流に限らず、どの業種にも当てはまる」と指摘。16年にはポスターも作り、社内に掲示して社員の意識高揚を図った。  「脱アメリカン」の理念を引き継ぎつつ、今年4月からは「草分けとなれ」という新スローガンを発表。どんな小さなことでも、新しい改善を始めれば、「草分け」として取り組みが続くことになる。「草分けとは発見」という言葉を載せたパターンなど、計5種類のポスターも制作した。  こうした取り組みの結果、全ドライバーの時間外労働を80時間未満に抑えることができ、人数も順調に増加。増収増益も確保した。朝井氏は「効率化を図っているが、まだ余地がある。もっと時間をかけ、寄り添い、改善を続けていく」と意欲を示す。 【写真=ポスターを作製し、社員の意識高揚を図る】





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