渡辺物流、フルトレ連結車対応の門型洗車機を導入 運転者の作業迅速化
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2017/04/24 0:00
【栃木】渡辺物流(渡辺健社長、栃木県真岡市は、全長21メートルのフルトレーラ連結車両に対応した門型洗車機を本社営業所に導入した。洗車機を納入したメーカーのユニバース(茂木貴行社長、千葉市中央区)によると、フルトレーラ連結車対応の洗車機は全国初。洗車機が移動するガイドレールの長さは通常22メートルだが、独自に24メートルに延長している。 渡辺物流は自動車メーカーなどを荷主に車両50台を保有。近年はサードパーティー・ロジスティクス(3PL)業務にも進出し、自動車用部品のメキシコ向け輸出と中国からの輸入に対応した中間加工なども手掛けている。 フルトレーラ連結車は、自動車メーカー向けに4セット運行しているが、これまで手作業で行っていた洗車作業の迅速化のため、敷地面積7500平方メートルの本社営業所に門型洗車機を設置した。 今回導入した洗車機は3本のブラシを備え、左右のサイドブラシが車両の前後面と左右側面を、トップブラシが車両の天井と前後面を磨き上げる。ユニバースでは、「トップブラシは前後面まで対応しないタイプが多く、拭きむらが残る。渡辺物流に納入したものは、拭きむらが出ない。また、ガイドレールを24メートルに伸ばしたので、水用パイプや電線を支えるアームも延長し、強度を補強した。連結したフルトレーラに対応した全国初の製品だ」としている。(佐々木健) 【写真=洗車機が移動するガイドレールの長さは通常22メートルだが、独自に24メートルに延長】