物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

日販/首都圏配送コース再編完了、走行距離1日1200㌔削減 積載率8ポイント改善の38% CO2は年459㌧削減

荷主

2023/09/01 2:30

 日本出版販売(奥村景二社長、東京都千代田区)は、7月までに首都圏の自社配送エリア全コースの再編を完了し、1日当たりのトラックの総走行距離を1207㌔削減、積載率は8㌽改善して38%とした。一方、併せて取り組んできた出版物と他商材を同じトラックで運ぶ「配送のオープン化」は、集荷場所間の距離や配送時間帯のずれなどが支障となり、現状では規模の拡大は難しいことも分かった。(高橋朋宏)

首都圏配送コース再編で33コースを削減

タグ:



本紙ピックアップ

消防庁、危険物倉庫規制を緩和へ

 電気自動車(EV)やモバイル機器などで利用されるリチウムイオン蓄電池の需要が高まる中、一般倉庫でも消火設備などの要件を満たせば、保管できるようになる方向だ。倉庫業者からは大規模貯蔵ニーズに対応できると歓迎の声が聞かれる…

岸田首相、トラ事業者視察

 岸田文雄首相は、「2024年問題」などトラック運送事業が直面する課題に対応するため、近く物流関係閣僚会議を開き、「物流革新緊急パッケージ」を取りまとめる考えを明らかにした。また、適正運賃の収受に向け、標準的な運賃や燃料…

長距離フェリー/トラック航送8月、30カ月ぶり前年割れ

 長距離フェリーのトラック航送実績が、30カ月ぶりに前年同月を下回った。日本長距離フェリー協会(尾本直俊会長)がまとめた8月の実績は、前年同月比6%減の10万3454台。12区間別で見ると9区間で落ち込み、特に北海道―本…

中国の日本産水産物「輸入停止」、ホタテ輸出が大きく減少

 中国政府が日本産水産物の輸入を禁止したことで、物流事業者の経営にも影響が広がり始めている。特に、中国向けで人気の高かったホタテ貝は輸出量が大きく減少。生産量全国トップの北海道では、荷動きの停滞や倉庫スペースの逼迫(ひっ…

オススメ記事

消防庁、危険物倉庫規制を緩和へ

 電気自動車(EV)やモバイル機器などで利用されるリチウムイオン蓄電池の需要が高まる中、一般倉庫でも消火設備などの要件を満たせば、保管できるようになる方向だ。倉庫業者からは大規模貯蔵ニーズに対応できると歓迎の声が聞かれる…

岸田首相、トラ事業者視察

 岸田文雄首相は、「2024年問題」などトラック運送事業が直面する課題に対応するため、近く物流関係閣僚会議を開き、「物流革新緊急パッケージ」を取りまとめる考えを明らかにした。また、適正運賃の収受に向け、標準的な運賃や燃料…

長距離フェリー/トラック航送8月、30カ月ぶり前年割れ

 長距離フェリーのトラック航送実績が、30カ月ぶりに前年同月を下回った。日本長距離フェリー協会(尾本直俊会長)がまとめた8月の実績は、前年同月比6%減の10万3454台。12区間別で見ると9区間で落ち込み、特に北海道―本…

中国の日本産水産物「輸入停止」、ホタテ輸出が大きく減少

 中国政府が日本産水産物の輸入を禁止したことで、物流事業者の経営にも影響が広がり始めている。特に、中国向けで人気の高かったホタテ貝は輸出量が大きく減少。生産量全国トップの北海道では、荷動きの停滞や倉庫スペースの逼迫(ひっ…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap