物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

前田畜産運送、木質チップを高品質化 バイオマス発電へ貢献 来月メド着工 自社工場に専用施設

物流企業

2023/03/17 0:10

 【岡山】前田畜産運送(前田光徳社長、岡山県津山市)は、真庭バイオマス発電所(中島浩一郎社長、真庭市)で使われる木質チップの製造販売や輸送を手掛ける中、水分調整技術を活用して高品質の木質チップを製造する取り組みにも着手する。経済産業省の事業再構築補助金の対象に採択された事業で、4月をメドに自社の久米工場(津山市)に破砕機を備えた専用施設を着工し、10月末の完成を目指す。(江藤和博)

木質チップの軽量化で輸送効率を向上




本紙ピックアップ

国交省/パレット標準化、「運用ルール」策定難航

 T11型(1100㍉×1100㍉)のレンタルパレットを推奨するものの、具体的な運用ルールの策定は難航――。国土交通省は24日の官民物流標準化懇談会のパレット標準化推進分科会(味水佑毅座長、流通経済大学教授)の会合で、標…

自民党提言/物流政策、荷主・元請けに規制措置

 自民党は23日、「2024年問題」への対応に向けた政策を決定した。政務調査会の物流調査会(今村雅弘会長)の提言について、政調審議会が了承。荷主企業・元請事業者に対する規制的措置の導入や、導入を前提としたガイドラインの2…

日本郵便、局間輸送にRD燃料

 日本郵便(衣川和秀社長、東京都千代田区)、日本郵便輸送(原口亮介社長、港区)は24日、廃植物油などが原料のリニューアブル・ディーゼル(RD)燃料の実証実験を神奈川県の郵便局間輸送で開始した、と発表した。両社は、EV(電…

東京都/「港湾計画改訂」中間報告、連続バース整備具体化 

 東京都は22日、都港湾審議会(内藤忠顕会長、日本郵船取締役会長)で、東京港第9次改訂港湾計画の中間報告を行い、中央防波堤外側Y2ターミナルから新海面処分場に造成するZ0~2ターミナルの総延長1670㍍を連続バースとして…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap