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CBRE調べ/大型マルチ10~12月、首都圏エリア格差拡大 空室率 圏央道外側など苦戦 地方 製造業が需要けん引 近畿圏は横ばい

産業

2023/02/07 2:30

 シービーアールイー(CBRE)が1月31日に発表した大型マルチテナント(複数企業入居)型物流施設の2022年10~12月期市場動向リポートによると、首都圏は東京外かく環状道路(外環道)エリアで空室率が低下したものの、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)エリアで空室を残すなどエリア格差が拡大した。地方では製造業が需要をけん引。中部圏は過去最大の新規需要で賃料水準も上向いた。福岡圏や東北では半導体関連の物流ニーズで、テナントの引き合いが始まっている。(園川萌子)

近畿圏で空室率が低下

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