物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

優輪商事、日本酒造りPJに協力 シャンプーハットてつじさん企画 従業員・家族も体験

その他

物流企業

2022/01/28 12:20

 【大阪】優輪商事(豊島優助社長、大阪府東大阪市)は漫才コンビ「シャンプーハット」のてつじさん企画の、コメから日本酒を造る参加型プロジェクト(PJ)に無償で協力している。車庫が同PJの田んぼの前にあったため、駐車スペースやトラックの荷台を休憩所として提供。15日には、瓢簞山(ひょうたんやま)稲荷神社で、稲刈りの際に取れたワラから作ったしめ縄を燃納するお焚き上げに参加した。
 同PJでは、クラウドファンディングで資金と参加者を募り、田植え、稲刈り、精米、酒の仕込みなど日本酒造りの工程を体験。日本酒が好きなてつじさんが2019年に始めたもので、依頼を受けた優輪商事が田植えや稲刈り時に駐車スペースなどを貸し出している。併せて従業員やその家族も参加し、農作業を体験している。
 また、稲刈り後に出るワラからしめ縄も作製。神社でお焚き上げして年神さまをお送りするとともに、灰を田んぼの肥料にし、資源を循環させる。

 お焚き上げ後、てつじさんは「たまたま田んぼの前にあった優輪商事さんが快く協力してくれて、とても感謝している。トラックの荷台に乗るのはなかなかできない体験で、子供たちも喜んでいた。将来、トラックドライバーを目指すきっかけになるかも知れない。日本酒造りを通じて共通の思い出や、色んな人との縁ができていくのがうれしい」と話した。
 豊島社長は「これで本格的に新しい年を迎えられる。頂いたお酒もとてもおいしく、引き続き協力していきたい」と話している。(根来冬太)

記念撮影に臨むシャンプーハットのてつじさん(前列右から3人目)と豊島社長(同左端)




本紙ピックアップ

環境省、商用車電動化に409億円

 環境省は、2023年度補正予算案で経済産業、国土交通の両省と協調して展開している商用車の電動化促進事業に409億円を計上した。電気トラック、FC(燃料電池)トラックなどの導入加速に向けた補助事業を拡充し、トラック運送事…

国交省/ドローン事業化加速、レベル3.5を年内新設

 国土交通省は、ドローン(小型無人機)の事業化を加速させるため、無人地帯での目視外飛行での道路上空などでの「立入管理措置」を緩和する「レベル3.5」を年内に新設する方針だ。(田中信也) Facebook Twitter …

JR東日本新潟CCの水産物輸送実証/佐渡→東京、ドローンで海峡横断

 東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのJR東日本新潟シティクリエイト(JR東日本新潟CC、小竹宏行社長、新潟市中央区)は11月21、22の両日、新潟県佐渡市で取れた水産物を東京へ輸送する実証を行った。ドローン(小型無人…

大亀運輸、紫波センターが順調稼働 

 【岩手】大亀運輸(大川孝夫社長、岩手県紫波町)が東北自動車道・紫波インターチェンジ近くにこの春完成させた紫波物流センター(同町)が順調に稼働している。10年以上前に取得した土地に1号棟を建設し、順次整備を進めてきた。3…

オススメ記事

環境省、商用車電動化に409億円

 環境省は、2023年度補正予算案で経済産業、国土交通の両省と協調して展開している商用車の電動化促進事業に409億円を計上した。電気トラック、FC(燃料電池)トラックなどの導入加速に向けた補助事業を拡充し、トラック運送事…

国交省/ドローン事業化加速、レベル3.5を年内新設

 国土交通省は、ドローン(小型無人機)の事業化を加速させるため、無人地帯での目視外飛行での道路上空などでの「立入管理措置」を緩和する「レベル3.5」を年内に新設する方針だ。(田中信也) Facebook Twitter …

JR東日本新潟CCの水産物輸送実証/佐渡→東京、ドローンで海峡横断

 東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのJR東日本新潟シティクリエイト(JR東日本新潟CC、小竹宏行社長、新潟市中央区)は11月21、22の両日、新潟県佐渡市で取れた水産物を東京へ輸送する実証を行った。ドローン(小型無人…

大亀運輸、紫波センターが順調稼働 

 【岩手】大亀運輸(大川孝夫社長、岩手県紫波町)が東北自動車道・紫波インターチェンジ近くにこの春完成させた紫波物流センター(同町)が順調に稼働している。10年以上前に取得した土地に1号棟を建設し、順次整備を進めてきた。3…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap