タウ/「願いのくるま」アートコン、初開催で21作品を表彰
産業
2019/04/16 0:00
損害車の買い取り・販売を展開するタウ(宮本明岳社長、さいたま市中央区)が運営する「願いのくるま」(原田真理事長)のアートコンテスト入賞作品が決定し、3日に表彰式が開かれた。2月の募集期間に全国から267点の作品が寄せられ、21作品が最優秀賞、優秀賞、特別賞、タウ支店賞などに輝いた。 願いのくるまは、ターミナルケアを受けている人を「その方が望む場所」へ無料でお連れするボランティア団体。障がい者支援にも積極的に取り組んでおり、その一環として、「『願いのくるま』で行きたい場所」をテーマに、障がい者を対象として作品募集を行っていた。 表彰式は、障がい者自立推進機構(中井亮代表理事)の理事を務めるタレントのセイン・カミュ氏が司会進行を務めた。宮本社長は「初めての開催にもかかわらず、わずか1カ月の期間に、これだけ多くの素晴らしい作品が寄せられたことに感謝したい。これから毎年開催する。当社は世界116カ国との取引があり、今年中にも『ネット美術館』をスタートさせたいと思っている。また、願いのくるまの活動エリアも、これまでの関東地区から全国に拡大を図っていく」と意気込みを示した。 田尻はじめさんの作品「未来への架け橋 角島大橋」が、最優秀賞と、タウ支店賞となる長岡営業所賞のダブル受賞となり、賞金6万円が贈られた。(谷本博) 【写真=受賞者らと撮影に臨む宮本社長(前列中央)】