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中部運局、一般女性に業界PR 三福運輸社長が登壇

行政

2018/03/19 0:00

 【愛知】中部運輸局は1日、一般女性に運輸業界の魅力をアピールする女性活躍サミットを名古屋市で開いた。トラック業界からは三福運輸(新潟県新発田市)の五月女(そおとめ)奈緒美社長が登壇。キャビンアテンダントから物流業界に転身した経緯や、女性の活躍に向けた業界の取り組みを紹介した。  田端浩国土交通審議官が「国交省でも、同サミットを現代の世相にマッチしたいい取り組みと認識している。運輸業界は男性社会と言われるが、まだまだ女性が活躍する余地は多い」と述べた。  その上で「2020年に業界への女性進出を5万人と現状の2倍にすることを目指しており、そのためには現場や経営者の意識改善が重要。行政でも女性の活躍の場の提供を支援していく。スピード感を持った情報発信や横展開を期待している」と呼び掛けた。  サミットは「女性の輝きで未来を描く」をテーマに掲げた。日通総研リサーチ&コンテンツユニットの大原みれいコンサルタントが、交通運輸の分野で女性がより一層輝くために必要な働き方の変革を解説。五月女氏は、業界のイメージアップと女性が生き生きと働ける職場環境について講演した。  その後、大原、五月女の両氏をコーディネーターとして、鉄道、バス、タクシー、トラック運送のドライバーや管理者、自動車検査員、船舶の運行管理などを務める様々な女性を交えてパネルディスカッションを実施。参加者は各業界の魅力や大変さなど生の声に耳を傾けた。(梅本誠治) 【写真=女性のドライバーや運行管理者を交えパネルディスカッション】





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