長野高速安協、SAに交通指導所開設 秋の交安運動 県内各地で啓発
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2017/10/02 0:00
【長野】長野県高速道路交通安全協議会(岩下勝美会長)は9月21日、上信越自動車道下り線の東部湯の丸サービスエリア(SA)に、臨時の交通指導所を開設した。同日からスタートした秋の全国交通安全運動を踏まえた取り組み。このほかも、期間中はほぼ毎日、県内各地で啓発活動を行っている。 県警高速道路交通警察隊の佐藤正剛副隊長が「秋の行楽シーズンは交通量が増える。それが終わると年末の繁忙期、雪氷期に入る。道路の混雑や走行条件の悪化は事故につながりやすい。いま一度、高速道路を利用するドライバーに自身の運転を振り返るよう、声を掛けて欲しい」と要望。 上小トラック協会の岡田宝正会長も「高速道で事故が発生した場合、大きな被害が懸念される」とし、全席シートベルト装着の重要性を強調した。 そろいのジャンパーに身を包んだ会員らは、SAでチラシやグッズを配りながら、交通ルールの順守を呼び掛けた。 また、ドライバーだけでなく、観光バスの乗客に対しても、万一に備えてシートベルトの確実な利用を求めた。(河野元) 【写真=SAでチラシやグッズを配る】