富士ロジテック、埼玉・杉戸にセンター 首都圏へドライ食品共配
産業
2017/07/31 0:00
富士ロジテック(井出洋光社長、東京都千代田区)は8月1日から、埼玉杉戸ロジスティクスセンター(埼玉県杉戸町)をオープンさせる。 GLP投資法人が所有する「GLP杉戸Ⅱ」の5階に開設。延べ床面積は9300平方メートルで、はり下有効天井高は5.5メートルを確保。柱の間隔は縦11メートル、横10メートルで、壁やブレースが無く、ラックやマテハンの設置で、自由度の高いレイアウトが可能。大型トラックは最大19台接車できる。 事務所スペースはOAフロア、個別空調を完備。24時間の有人管理に加え、防犯カメラ、防犯センサー設置で個別セキュリティー機能も高い。 ドライ食品の首都圏への共同配送拠点として利用するほか、日用雑貨の取り扱いを予定する。 GLP杉戸Ⅱは、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・五霞インターチェンジ(IC)まで7キロと近く、首都圏や東北などへの配送拠点としてアクセス条件が良い。鉄筋コンクリート造り6階建てで、40フィートのコンテナトレーラなどの大型車が、ランプウェーから各フロアに直接乗り入れられる構造となっている。 同社では「分割利用が可能で、使い勝手を良くした。多くの企業に利用して欲しい」としている。(奥出和彦) 【写真=GLP杉戸Ⅱ5階に開設】