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九運青協/全ト協青年部会九州B大会、切磋琢磨し難局突破 若手経営者 結束深め

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2017/02/13 0:00

 【佐賀】九州地区運輸青年部連絡協議会(宮原章彦会長)は4日、佐賀県唐津市で全ト協青年部会(山本明徹部会長)の九州ブロック佐賀大会を開いた。九州・沖縄をはじめ全国から若手経営者が集い、「ともに歩もう新しい未来へ」をスローガンに、結束を深めた。  宮原会長は「長時間労働の抑制や若手ドライバーの確保、女性活用など直面する経営課題の解決へあらゆる対策を講じているが、理想と現実が大きく乖離(かいり)し、時として厳しい現実に打ちのめされている。しかし、我々は新しい未来に向けて切磋琢磨(せっさたくま)し、『トラックプライド』を胸に大いに語り合い、確かな答えを出したい。力を合わせて難局を突破していこう」とあいさつ。  続いて、九州各県の青年部組織の代表が自己紹介をした。2016年4月に発生した熊本地震では、全国各地から被災地へ緊急救援物資輸送を展開し、現地でもボランティア活動に汗を流した仲間に謝意を述べた。  山本部会長も熊本地震での被災者支援に触れた。16年8月3日、「夏だ!みんなでプールに行こう‼日本はひとつ、みんなを笑顔にしたくて」をコンセプトに県内の子供とその家族2千人を益城町のホテル&リゾートに無料招待した活動を振り返った。「全国の仲間の思いが伝わり、地元の皆さんに喜んでもらった。これからも積極的に声を出し、大いに語り合い、一緒に行動していこう」と呼び掛けた。  九州運輸局自動車交通部の松岡史朗次長、佐賀運輸支局の橋本佐登志支局長、全ト協の藤原利雄常務がそれぞれ祝辞を述べた。開催県を代表し、佐賀県トラック協会の馬渡雅敏会長が国土交通省や全ト協の取り組みを紹介。「経営課題の解決に向け、全力で支援してもらっている。我々も決して諦めてはいけない。生の声を届けよう。若手経営者の元気で明るい姿に期待している」とエールを送った。  懇親会の席上、次回開催県となる福岡県トラック青年協議会の富田剛生代表幹事に宮原氏から大会旗が伝達された。勉強会では、マックスウェイ・フレート・システムズ社の大島雄一郎社長が「アメリカ市民となった日本人社長の経営哲学」と題し、講演した。(武原顕) 【写真=「『トラックプライド』を胸に大いに語り合い、確かな答えを出そう」と宮原会長】





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