UD、技能コンテストを開催 インドネシアチーム優勝
産業
2016/11/21 0:00
UDトラックス(村上吉弘社長、埼玉県上尾市)は15日、アフターマーケット技能コンテスト「UDトラックス現場チャレンジ2016」の最終戦を上尾市で開催し、インドネシアの「Kerak Telor(ケラックテロール)」チームが優勝した。 2位は横浜カスタマーセンター(CC)のチーム「POSO(ポソ)」、3位にはタイの「Lobster(ロブスター)」が入った。また、新興国向け大型トラック「クエスター」、日本などで販売する大型トラック「クオン」の両部門では、ケラックテロールとポソのチームがそれぞれ1位となった。 2~4人で構成した各チームがエンジン、トランスミッション、ブレーキといった6種目にチャレンジ。燃料を噴射するユニットインジェクターの交換作業やブレーキの片効きなどの異常箇所を見つけ出し、修理、また、海外で言葉が通じない状況を想定し、ユーザー役に扮したスタッフが身振り手振りで不調状態を説明し、故障箇所を特定して作業指示書を出す。といった内容も盛り込んだ。 現場の最前線で働く従業員の能力、チーム精神、誇りを高めることを目的として14年にスタート。世界各地から289チームが予選に出場し、日本の4チームを含むタイ、香港、南アフリカなど7カ国と南アフリカ地域の計11チームが最終戦にコマを進めた。今後、隔年で開催していく。 なお、成績発表と表彰式は、16日に行われた。(小瀬川厚) 【写真=異常箇所を見つけ出し、修理】