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アースプロテクト、燃料活性触媒の営業強化 燃費向上・汚染物質削減

産業

2016/09/29 0:00

 トラックの燃費向上と大気汚染物質の排出削減を目的とした液体触媒の販売をメインに手掛けるアースプロテクト(浅沼英也社長、岩手県矢巾町)は、東北エリアの運送会社への営業強化に取り組んでいる。  同社は大手物流企業出身の浅沼社長が中心となって、7月7日に設立。別会社で触媒の販売に注力してきた馬場智晴営業部長を、旗振り役に迎えた。馬場氏はこれまで、工場との取引で販売の地盤を構築。そこに浅沼氏が物流業界で培ってきた経験と知識を加え、トラック業界の生産性向上と地球温暖化防止対策の支援を目指していく。  社名にはずばり、「地球を守る」という意味を込めた。浅沼氏は、いわて地球温暖化対策地域協議会(井上和夫会長)の理事を務めており、エコへの思いは人一倍強い。「孫の孫の代まで地球を残していきたい。そのために一人ひとりが出来ることをやる。もっと早くからこうした配慮があれば、異常気象による災害も起きなかったかも知れない。この先もっとひどくなる前に、食い止める必要がある。そのためにも、今回の事業を全力で進めていきたい」  エコアドバンスジャパン(福島文雄社長、東京都足立区)の炭化水素系燃料活性触媒「タンクタイガー」と、バッテリー再生触媒「バット」の二つを柱に、4人で営業体制の強化を図る。馬場氏は「添加剤と違って、触媒は油そのものを変える効果がある。運送事業者の皆さんにも、積極的に広げていきたい」と意欲を見せている。(今松大) 【写真=「今回の事業を全力で進めていきたい」と浅沼社長】





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