ジャパントラックショー、大トラ3社含む77社出展 最新車両・機器を紹介
産業
2016/09/05 0:00
トラック関連展示会「ジャパントラックショー2016」が1日から3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された。大型トラックメーカー3社を含む77社230小間が出展。最新のトラックや部品・用品、物流機器、車載機器などが展示され、来場者の関心を集めた。(吉田英行) 自動車メーカーは、いすゞ自動車、日野自動車、UDトラックス(村上吉弘社長、埼玉県上尾市)、スズキ、ダイハツ工業が出展。いすゞは2016年発売の「ギガトラクタ」やオリジナル完成車シリーズ、日野が電動式冷凍システム搭載の「プロフィアクールハイブリッド」、UDは主力車種の「クオン」や「ボルボFH」などをPRした。 架装メーカーは10社が参加。矢野特殊自動車(矢野彰一社長、福岡県新宮町)では、福岡運輸(富永泰輔社長、福岡市博多区)とランテック(山中一裕社長、同)の大型冷凍車を展示した。 物流会社はダイワ運輸(木村泰文社長、神戸市西区)、富士運輸(松岡弘晃社長、奈良市)がブースを出し、萬運輸(東海林憲彦社長、横浜市鶴見区)も大型ウィング車を提供して、デザイントラックの製作過程を紹介。特別展示コーナーには、山岸運送(山岸一弥社長、静岡県島田市)のクラシックトラックやオート三輪が並んだ。 更に、部品用品関係でヨシオ(小泉博史社長、東京都足立区)、日本トラックリファインパーツ協会(宮本真希理事長)、車載機器関係でタイガー(竹添幸男社長、東京都千代田区)、NPシステム開発(塩梅敏社長、松山市)などが自社製品・サービスをアピールした。 このほか、映画「トラック野郎」に登場した「一番星」号も展示され、来場者の注目を浴びた。 【写真=山岸運送のクラシックトラックとオート三輪を特別展示(1日)】