福井運支局、体験型イベントに208人 トラックの仕事PR
行政
2016/08/25 0:00
【福井】福井運輸支局(平谷守支局長)は7日、小学校児童と保護者を対象にした体験型イベントを開催した。自動車関係の仕事を楽しみながら知ってもらうことが目的で、福井県トラック協会(清水則明会長)も協力し、夏休み中の親子連れにトラックの仕事をPRした。 2回目となる同イベントには、2015年の108人を大きく上回る親子70組208人が参加。平谷支局長は「トラック、バス、タクシー、整備など、自動車関係の仕事を楽しみながら学び、夏休みの思い出の一つにして欲しい。また、非常に暑いので、熱中症にも十分注意していただきたい」とあいさつ。 トラックのコーナーには、福井ト協青年部会の佐治覚栄部会長が、自社(ひまわり運輸、越前市)の4トン車を提供した。荷台にトラックの仕事を紹介するパネルを設置し、佐治氏が車体の構造などを説明。訪れた子供たちに、トラックのミニカーとスマホ型ポケットティッシュをプレゼントした。 福井ト協の中山武専務は「子供たちが高校生になり、就職先を考える頃まで、思い出として心に刻んで欲しい。準中型自動車免許制度のスタートを控えた今、高校生にターゲットを定め、当協会も人手確保に向けたPRを進めている」と話した。 会場内にはかき氷コーナーも設けられ、岡田英雄・首席運輸企画専門官ら支局スタッフが無料で振る舞った当日の福井市は猛暑でかき氷をおかわりする来場者も多かった。また、中部運輸局は燃料電池車(FCV)の「MIRAI」を展示し、車好きの親子の注目を集めた。(星野誠) 【写真=親子連れでにぎわうトラックのコーナー】