物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

日本物流学会中部部会、総合研修センター視察 様々な訓練内容体感

団体

2016/08/18 0:00

 日本物流学会の中部部会(丹下博文部会長)は5日、愛知県トラック協会(小幡鋹伸会長)の中部トラック総合研修センター(みよし市)を視察した。  部会が力を入れる現場見学の一環。完成間近の最新研修施設を見れるとあって、中部以外の地域からも多くの会員が集まった。  初めに、畔柳之保センター長が施設の概要やこれまでの歴史に加え、ドライバーの健康に向けた研修の充実などを説明。続いて、適性診断やドライブシミュレーターを実際に体験、更にバスで練習コースを回ってトラックの様々な訓練内容を体感した。  同研修センターの物流大学校講座を受け持つ丹下部会長は「新しくなった研修センターでは、労働力不足を補うため、高齢ドライバーや新人ドライバー向けのカリキュラムが組まれており、後継者や管理者育成への注力を理解してもらえたと思う。今後も、センターの利用が増えるよう会員に周知するとともに、部会の価値を高めるため注目施設を見学していきたい」と語った。(梅本誠治) 【写真=適性診断やドライブシミュレーターを実際に体験】





本紙ピックアップ

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

オススメ記事

愛媛/傭車費用急上昇、「運賃1.5倍」元請けに要請

 「2024年問題」が本番に入ったことを示すように、傭車費用が急上昇している。運賃の設定基準は一律ではなく金額も様々だが、愛媛県の元請運送会社が1.5倍に近い値上げを協力会社から要請されたケースもある。標準的な運賃には遠…

輸出航空貨物23年度18%減、統計開始以来「最低水準」

 航空貨物運送協会(JAFA、岡本宏行会長)がまとめた2023年度の航空貨物輸出量(混載)は、22年度比18.2%減の75万9419㌧だった。JAFAが統計を始めた1998年以降、最低の水準を記録した。新型コロナウイルス…

ヒサマツHD/セパレートボディー、車両ラインアップ追加

 ヒサマツホールディングス(久松孝治社長兼CEO=最高経営責任者、大阪市阿倍野区)は、自社グループで展開する「セパレートボディー」事業で、平ボディー車をラインアップに加えるなど、対応可能な車両の幅を広げている。冷凍車両の…

NX総研/国内貨物輸送量見通し24年度、経済低迷続き0.6%減

 NX総合研究所(田中博之社長、東京都千代田区)は18日、2024年度国内貨物輸送量の見通しの改訂値を発表した。総輸送量は前年度比0.6%減の41億1780万㌧となる。消費関連や生産関連貨物は回復傾向を示すものの、物価や…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap