物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ニッコンH D、運転技能競技大会 18社101選手が出場

物流企業

2016/05/30 0:00

 ニッコンホールディングスの輸送安全推進委員会(佐野恭行委員長)は22日、三重県鈴鹿市で運転技能競技大会(ドライバーズコンテスト)を開催した。中核企業の日本梱包運輸倉庫(黒岩正勝社長、東京都中央区)などグループ18社から101選手が出場し、輸送業務で磨いた運転技術を競い合った。  大会は2015年、埼玉県狭山市で行われた第1回大会に続く2回目で、今回は日本陸送(伊藤潔社長、三重県鈴鹿市)が幹事として運営などに当たった。競技はセミトレーラ箱車、キャリアカー、大型車、中型車、小型車、フォークリフト、キャリアカー積み下ろし――の7種目で、前日に実施した学科試験と車両点検を含めた合計点を争った。  熱戦の末、各種目の優勝、準優勝、3位の入賞者が決まり、入賞者以外で実技点数が一番良かった「敢闘賞」とともに、表彰状が授与された。キャリアカー種目で優勝した藤村智樹選手(51、日本陸送)は「初めて大会に参加したが、賞を頂けるとは思わなかった。今後も安全運転で頑張りたい」と喜びを語った。  日本陸送の伊藤社長が講評を行い、「実力を発揮できた選手と、発揮できず悔しい思いをした選手がいると思うが、この経験を安全運行とサービス品質向上に生かして欲しい。今後は世界大会への拡大や、シニア部門、レディース部門の創設も視野に入れたい」と述べた。最後に、輸送安全推進委員会の藤崎伸雄副委員長が、競技に参加した選手と大会運営に当たったスタッフの尽力をたたえて締めくくった。(星野誠) 【写真=キャリアカー種目の走行競技】





本紙ピックアップ

大・中型自動車免許、「AT限定」26年度から

 警察庁は、大型自動車、中型自動車免許などで、オートマチック(AT)車限定免許を導入する方針を明らかにした。18日、道路交通法施行規則を一部改正する内閣府令案として公表。意見公募を経て公布する。トラック、バスでAT車の普…

環境省、新たな熱中症対策開始

 環境省は24日に「熱中症特別警戒情報」の運用を開始する。近年の気候変動の影響で気温が高くなり、熱中症による健康被害が急増していることから、2021年から気象庁と共同で「熱中症警戒情報」を発表してきた。より深刻な健康被害…

「シン・物流2法」審議、下請け構造是正に意見集中

 物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法の改正案が衆院を通過し、18日の参院国土交通委員会(青木愛委員長)で斉藤鉄夫国交相が趣旨説明を行った。23日に参考人への意見聴取を行い、審議入りする。衆院では審議に10時間以上費や…

JR貨物/災害時輸送BCP対策、代行輸送強化へ官民一体

 日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、災害時輸送障害時のBCP(事業継続計画)対策として、山陽線新南陽駅を拠点としたトラック・内航海運による代行輸送の強化と輸送障害の発生抑制に向けた取り組みをまとめた、と発表した。JR貨物…

オススメ記事

大・中型自動車免許、「AT限定」26年度から

 警察庁は、大型自動車、中型自動車免許などで、オートマチック(AT)車限定免許を導入する方針を明らかにした。18日、道路交通法施行規則を一部改正する内閣府令案として公表。意見公募を経て公布する。トラック、バスでAT車の普…

環境省、新たな熱中症対策開始

 環境省は24日に「熱中症特別警戒情報」の運用を開始する。近年の気候変動の影響で気温が高くなり、熱中症による健康被害が急増していることから、2021年から気象庁と共同で「熱中症警戒情報」を発表してきた。より深刻な健康被害…

「シン・物流2法」審議、下請け構造是正に意見集中

 物流総合効率化法と貨物自動車運送事業法の改正案が衆院を通過し、18日の参院国土交通委員会(青木愛委員長)で斉藤鉄夫国交相が趣旨説明を行った。23日に参考人への意見聴取を行い、審議入りする。衆院では審議に10時間以上費や…

JR貨物/災害時輸送BCP対策、代行輸送強化へ官民一体

 日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、災害時輸送障害時のBCP(事業継続計画)対策として、山陽線新南陽駅を拠点としたトラック・内航海運による代行輸送の強化と輸送障害の発生抑制に向けた取り組みをまとめた、と発表した。JR貨物…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap