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福井ト協、ゴミ拾い競争を初開催 一般の家族連れ参加

団体

2015/11/02 0:00

 【福井】福井県トラック協会(清水則明会長)は10月18日、「スポーツGOMI拾い大作戦」を福井市内で初開催した。ゴミ拾いをチーム単位で競い合うイベントで、会員企業や一般の家族連れなど43チーム171人が参加した。  福井県との共催で、トラック業界が行う環境問題対策への理解を進め、取り組みをPRするのが目的。清水会長は「我々、福井ト協では、事故防止環境対策労働力対策、法令順守などを積極的に進めている。当イベントでは、皆さんと一緒に環境美化に取り組みたい。爽やかな天候の中、爽やかな汗を流し、爽やかな街にしていこう」と呼び掛けた。競技では、3~5人でチームをつくり、制限時間内に拾い集めたゴミの質と量をポイントで争った。安全確保と不正防止のため、青年部会(佐治覚栄部会長)メンバーが各チームに審判として同行。また、女性部会の睦実会(伊藤京子会長)は計量とポイント集計を行った。1時間で計82キロのゴミが集まり、上位3チームには賞状とフルーツ盛り合わせなどの副賞が贈られた。  本部の中山武専務は「以前から、環境美化活動の一環で植樹などを実施してきたが、今回は参加型イベントを行った。家族連れ、小中高生、地元スポーツチームなど参加者も予想以上で、トラック業界の良いPRになった」と話した。(星野誠) 【写真=参加者全員で記念撮影】





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