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佐川急便、次世代通訳サービス導入 手ぶら観光促進へ1日運用

物流企業

2015/11/02 0:00

 佐川急便は1日、スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)を用いた英語、中国語、韓国語の3カ国語通訳サービス「スマイルコール」を導入し、訪日外国人向け宅配便利用サービス「手ぶら観光」を展開する東京駅と浅草雷門のサービスセンターで運用を開始した。  外国人旅行者の利便性向上を図るため、国土交通省が促進している手ぶら観光だが、外国語対応が不十分といった課題がある。  同社は東京駅、浅草雷門の両サービスセンターに多国語対応が可能なスタッフを配置しているが、よりき 細かなサービスを提供するため、スマイルコールの導入を決めた。  スマイルコールは、インデンコンサルティング(黒松高弘社長、京都市中京区)が開発し、SGシステム(安延伸社長、南区)が提供するビデオチャット機能を利用した通訳サービス。  スマホやタブレットといった最新のポータルデバイスを使い、画面上の通訳者と向き合いながら、外国語から日本語、日本語から外国語に相互通訳する。(田中信也) 【写真=東京駅と浅草雷門のサービスセンターに導入(東京駅サービスセンター)】





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