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JP楽天ロジ、神奈川・大和に物流施設 ECサービスの処理能力向上

物流企業

2021/11/11 19:51

 JP楽天ロジスティクス(諫山親社長、東京都千代田区)は10日、神奈川県大和市に新設した「楽天フルフィルメントセンター中央林間」を稼働させた、と発表した。「楽天市場」出店者向けの総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターとして、商品の保管から出荷まで一括して受託する。
 これまで千葉県市川市、流山市、習志野市、大阪府枚方市、兵庫県尼崎市の物流センターでEC(電子商取引)店舗を下支えしてきた。新センター開設で、サービス全体の処理能力を向上させる狙いがある。
 新施設は、ニッセイロジスティクスセンター横浜町田(神奈川県大和市)に入居。地上5階建て、延べ床面積9万5千平方㍍のうち、4万2千平方㍍を賃借した。既存のセンター運営で培ってきたノウハウを生かし、倉庫運営の効率化、省力化に取り組む。(菊地将矢)





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