物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

DNP/ハイブリット型書籍通販、九州への配送最短1日に

未分類

2021/11/09 18:31

地域の書店と連携した書籍通販の配送期間短縮サービスを拡大

ハイブリッド型総合書店「honto」の 九州地方への配送を最短1日に

2021年11月4日

大日本印刷株式会社
株式会社丸善ジュンク堂書店
株式会社トゥ・ディファクト

 大日本印刷株式会社(DNP)は、紙と電子の各種出版物を店舗やWebサイトで販売するハイブリッド型総合書店「honto」において、首都圏から距離があり、通販サイトでの配送に2日以上かかる地域に対して、各地域の大型書店を発送拠点として活用することで、配送期間を短縮するサービスを進めています。今回、従来の対象地域の沖縄・北海道に加え、2021年11月4日に、新たに九州に向けてサービスを拡大します。丸善 広島店(広島県広島市中区)と連携することで、「honto」通販サイトでの九州地方からの注文に向けた配送期間を従来の2日から1日に短縮します。*

なお、「honto」は、DNPとグループ会社の株式会社丸善ジュンク堂書店、株式会社文教堂、株式会社トゥ・ディファクトが運営しています。

丸善 広島店での配送準備の様子

サービス概要

  • 首都圏から離れた地域からの通販サイトでの注文に対し、従来は東京の倉庫から本を出荷しており、納品までに時間がかかるという課題がありました。この課題に対してDNPは、各地域のDNPグループの大型書店を発送拠点として輸送距離を短縮することで、従来よりも早く利用者に本を届ける取り組みを行っています。すでに沖縄と北海道向けにこの配送期間短縮サービスを行っており、北海道のMARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店、沖縄県のジュンク堂書店 那覇店を発送拠点とすることで、納期の短縮を実現しています。
  • 今回、九州地方全域に対しても、九州・中国・四国地方で最大級の在庫数約120万冊を持つ丸善 広島店の在庫を活用することで、注文者の手元に本が届くまでの配送期間を短縮していきます。  対象:九州地方全域(福岡県 大分県 佐賀県 長崎県 宮崎県 熊本県 鹿児島県)
  • BCP(事業継続計画)/BCM(事業継続マネジメント)の強化に向けて、東京・札幌・広島・那覇の複数の発送拠点を活用することで、大雨・台風・地震といった自然災害等の影響による物流の寸断や配送遅延などのリスクを回避することも見込んでいます。そういった目的から、中国・四国地方を配送先の住所に指定した注文においても、丸善 広島店の在庫が確保できた場合は同店より直接出荷いたします。なお、中国・四国地方への配送については、すでに最短1日を実現しているため、従来通り(最短1日)の日数となります。
  • コロナ禍をきっかけのひとつとした在宅時間や“巣ごもり消費”の増加にともない、書籍・雑誌の需要は高まっており、通販での注文も増加しています。こうした状況においてDNPグループは、少しでも早く本を生活者に届けたいという思いから、同サービスの全国拡大を進めていきます。
*従来2日以上の発送時間を要していた離島への配送は、従来の配送時間より1日短縮となります。  「honto」の本の通販ストアでの注文時に、配送先が九州・中国・四国地方の場合は、丸善 広島店の在庫を確認し、在庫が確保できた際に同店から直接出荷します。商品によって在庫が確保できない場合は、東京の拠点から出荷しますので、従来と同等の配送日数となります。

プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。





本紙ピックアップ

センコー、重量物や冷凍・冷蔵拡大

 センコー(大越昇社長、大阪市北区)は、重量物や冷凍・冷蔵品などの取り扱いを拡大する。グループで連携を図りながら、単体でシェアの低い分野を伸ばして全体の事業拡大につなげる。既存拠点で天井クレーンや温度管理設備といった機能…

全ト協/全国事業者大会、「適正化2法」実効性確保

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラック運送事業者大会が15日、朱鷺(とき)メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開かれた。全国から会員事業者ら1200人が集結し、トラック適正化2法の施行に…

国交省/遠隔・自動点呼実態調査、「対面で十分」半数以上

 国土交通省がまとめた遠隔点呼と業務後自動点呼の実態調査によると、両方とも実施していない事業者のうち、未実施の理由として「対面点呼で十分対応できている」が半数以上を占めた。一方、「要件が分からない」といった声も出ていたこ…

大阪・関西万博閉幕、物流業者も世界へアピール

 大阪・関西万博が13日に閉幕した。2025年日本国際博覧会協会(万博協会)によると、一般来場者は2557万9千人で、目標の2820万人には届かなかったものの、05年に開かれた愛知万博(愛・地球博、2205万人)の入場者…

オススメ記事

センコー、重量物や冷凍・冷蔵拡大

 センコー(大越昇社長、大阪市北区)は、重量物や冷凍・冷蔵品などの取り扱いを拡大する。グループで連携を図りながら、単体でシェアの低い分野を伸ばして全体の事業拡大につなげる。既存拠点で天井クレーンや温度管理設備といった機能…

全ト協/全国事業者大会、「適正化2法」実効性確保

 全日本トラック協会(寺岡洋一会長)が主催する全国トラック運送事業者大会が15日、朱鷺(とき)メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開かれた。全国から会員事業者ら1200人が集結し、トラック適正化2法の施行に…

国交省/遠隔・自動点呼実態調査、「対面で十分」半数以上

 国土交通省がまとめた遠隔点呼と業務後自動点呼の実態調査によると、両方とも実施していない事業者のうち、未実施の理由として「対面点呼で十分対応できている」が半数以上を占めた。一方、「要件が分からない」といった声も出ていたこ…

大阪・関西万博閉幕、物流業者も世界へアピール

 大阪・関西万博が13日に閉幕した。2025年日本国際博覧会協会(万博協会)によると、一般来場者は2557万9千人で、目標の2820万人には届かなかったものの、05年に開かれた愛知万博(愛・地球博、2205万人)の入場者…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap