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火曜リポート/東日本大震災10年、災害時物流着実に進歩 プッシュ型輸送へ転換

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2021/03/09 0:00

 2011年3月11日の東日本大震災から10年――。大規模かつ広域に甚大な被害をもたらした震災の教訓を生かし、「プッシュ型」による支援物資輸送や、災害対策基本法に基づく「指定公共機関」の拡大、復興道路、復興支援道路の整備など大規模災害に備えた対策・取り組みは大きく転換した。熊本地震や西日本豪雨など大規模災害が相次ぐ中、対策をブラッシュアップし、災害時物流は着実に進歩している。(田中信也、武原顕) 【写真=岩手県大船渡市の避難所に到着した支援物資(11年3月)】





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