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広ト協/トラックまつり実行委、高校生むけ企画を模索 キーワード 夢・勇気・世界

団体

2019/03/08 0:00

 【広島】広島県トラック協会のひろしまトラックまつり実行委員会(佐藤寛文委員長)は2月18日、初会合を行い、10月13日の開催日までのスケジュールや、過去の反省点などを確認した。また、佐藤委員長が今回のイベントテーマのキーワードを打ち出したほか、高校生向けの新たなアトラクションについても検討することとした。(矢野孝明)  初めに、佐藤氏が「副委員長は経験したが、把握できていないこともある。皆さんに協力していただきながら、成功するよう前向きに取り組んでいきたい」と決意を表明。前回より1人増員して9人体制になった委員会のメンバーは「いいイベントになるよう、委員長を支えながら尽力したい」などと、それぞれ抱負を述べた。  一般消費者の間に定着し、毎年2万人以上を集客する大きな行事だが、それゆえの悩みもある。会場となる広島運輸支局構内(広島市西区)付近の道路が渋滞するほか、開場前から行列ができるため、車両や来場者の円滑な誘導が重要となっている。  また、トイレの混雑解消や利用しやすいベビールーム整備などの課題もある。このほか、飲食ブースに出店した事業者が、使用した油を不適切に廃棄するといった問題もある。  これらを踏まえ、改善策について意見を交換。インフォメーションの工夫や、出店事業者への事前案内の強化などを話し合った。  アトラクションの内容では、子供に人気の高所展望車体験に関して、「高所作業車の安全規制強化によって、実施が難しくなる可能性がある」との見解があり、代案の必要性を検討。「ドライバー確保の一助になるよう、就職が間近な高校生向けの企画を盛り込みたい」との提案があった。  イベントテーマについて佐藤氏は、「夢」「勇気」「世界」の三つのキーワードを提示。これらを基に、それぞれ委員が案を考え、最終的なキャッチフレーズを委員の総意で決める。  次回会合は3月26日で、以降は毎月実施しながら、提携するイベント企画会社や進行役の会場MCを選ぶとともに、ブース出店者や協賛企業を募っていく。 【写真=スケジュールや過去の反省点などを確認】





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