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東ト協、女性・若者と個別面談 合同企業説明会開く

団体

2017/10/02 0:00

 東京都トラック協会(千原武美会長)とマンパワーグループ(池田匡弥社長、横浜市西区)が、都の外郭団体、東京しごと財団(坂巻政一郎理事長)から受託している「団体課題別人材力支援事業」の一環で9月21日、若者と女性向けの合同企業説明会・仕事体験会「トラックde就活」を開いた。  企業説明会では、東ト協会員9社が参加。各社が自社の特徴や事業内容などを参加者31人に説明した。若い女性も10人ほど参加し、普段あまり接点の無い業界の話に耳を傾けた。大島運輸(東京都新宿区)の大島弥一社長は「当社ではLGBT(性的少数者)の方も周りの理解を得ながら元気に働いている」などと紹介した。  また、仕事体験会では、中型トラックの助手席や後部座席に座ってトラックの高さや乗り心地を体感。和やかな雰囲気で記念撮影も行った。その後、参加者は2~4人のグループに分かれて企業との個別面談を実施。就職活動の進み具合から物流業界事情まで幅広い話題について懇談した。  同事業は、2016年8月に委託が決まり、18年3月まで予算1億円の範囲内で実施する。これまで、人材採用を支援する個別コンサルティングや人材の定着・育成のコンサルティングなどを行っている。  第1回の企業合同説明会と仕事体験会は7月下旬に開催。大学生9人、第二新卒6人、30代2人が参加し、半数を女性が占めた。(高橋朋宏) 【写真=女性参加者が会員会社に熱心に質問】





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