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関軽協、標準仕様車を制定 業務効率化に配慮 ロゴマーク刷新

団体

2017/06/19 0:00

 【東京】関東軽自動車運送協同組合(原義宏理事長)は5月30日、標準仕様車と新たなロゴマークを制定した、と発表した。標準仕様車について、小口貨物の宅配業務を専門とする組合員の安全・安心を最優先し、業務の効率化に配慮した装備を施したもので、同協組としては創業以来初めての制定となる。(北原秀紀)  これまでは、ルーフ部分がブルーだったが、ホワイトに統一。昼間でも点灯するデイライトに対応するとともに、ドアにLED(発光ダイオード)のテープを着け、後方の自動車や自転車、歩行者にドアが開いていることを知らせるなど安全性を向上させている。  鍵を使わなくてもドアをロックできる仕組みを取り入れ、両手を使う組合員の作業負担を軽減。荷物室のガラスをスモークにし、宅配貨物の伝票を外から見えなくし、プライバシーを保護するほか、運転席との間に間仕切りカーテンをセットし、荷物の転落を防止する。車内の照明には明るくて消費電力の少ないLEDルームランプを採用した。  新規購入や代替、リース車両使用時に標準仕様車を順次導入していく。  ロゴは創業時のものを一新。「関東軽運協」を「K」を核にローマ字で上下に配置した。ロゴはブルーをベースとしている。  原理事長は「安全・安心と業務効率化に配慮した。デイライトで事故を減少させた事例は、大手物流企業でも証明済みだ。ブルーは心を和ませる色で、当協組のべースカラー。組合員の安全への意識が高揚すればうれしい」と話している。 【写真=鍵を使わなくてもドアをロックできる仕組みを取り入れ、両手を使う組合員の作業負担を軽減】





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