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愛媛ト青協、光宗氏が会長昇格 「四国を元気に」

団体

2017/05/11 0:00

 【愛媛】愛媛県トラック協会青年協議会(矢野正樹会長)は4月28日、総会を開催し、全議案を承認した。任期満了に伴う役員改選では、矢野会長(43、南流勢運輸)が退任して監事に就き、光宗敬司(43、三津浜運送)副会長が会長に昇格。土居大輔(伊予貨物自動車運送)、稲見政隆(イナミコーポレーション)の両副会長は留任し、新たに遠山尚人理事(愛媛託送)を副会長に選任した。  矢野氏は2年間の任期を振り返り、「非常に長く感じた分、感慨も深い。他の役員や会員、事務局には本当に感謝している。トラック業界には良い流れが来ている。このチャンスを生かして、社会の中でアピールできる存在になろう」とあいさつした。  光宗氏は「四国は社長の平均年齢が61.6歳で、元気のある若者が少ない。我々、トラック事業者の青年が頑張って、四国を元気にしたい」と抱負を述べた。  2017年度は、秋に県内各地で開催される国民体育大会・全国障害者スポーツ大会に、本部と共に協力。車椅子の輸送に、計100台のトラックを提供する。また、田部井優介監事が16年度に続いて四国トラック協会青年協議会の会長を務めることから、全ト協青年部会・四国ブロック大会を松山市で11月に実施する。  従来事業では、グループディスカッションを取り入れた勉強会を開催。トラックの日行事として継続しているふれあいフェスタを、本部と共同で企画・運営する。また、6月には熊本地震の被災地を訪れ、物資の受け入れ状況などを学ぶとともに、地元の青年組織と交流する予定。予算は427万円。  最後に、新入会員の自己紹介を行ったほか、3人の卒業会員へ花束を贈呈。同協議会の会長経験もある森川公氏は、「素晴らしい経営者に囲まれて、たくさんのことを教わった。入会していなければ、会社は無くなっていたかも知れない。お互いに立派な会社にして、社会の発展に貢献していこう」との言葉を送った。  他の新役員は次の各氏。  理事=桑原涼一(桑原運輸)▽青野鬼一郎(青鬼運送)▽福島栄希(小富士運送)▽兵藤康太郎(南豫通運)(矢野孝明) 【写真=矢野会長から光宗新会長(左)へバトンタッチ】





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