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商船三井、燃料油管理システム運用 DX推進に向け

テック

2021/12/28 10:22

 商船三井は23日、関連会社の商船三井システムズ(吉田毅社長、東京都港区)と、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として燃料油・潤滑油の分析結果を管理するシステム「バンカー・ハブ」を開発し、2021年8月から運用を開始した、と発表した。
 クラウド上で「個別船・地域別分析結果」や「オフスペック燃料発生エリア分布」のデータを一元管理。地域ごと・油種ごとの傾向や統計解析を容易に把握できる。また、場所と時間を問わずタブレット端末などでデータの確認も可能となり、利便性と操作性が向上した。
 更に、同グループの運行船800隻から、年間7千本のサンプル分析を実施。過去の燃料油の性質・状態を参考にし、燃料を補給する港を柔軟に検討することができるため、粗悪な燃料油の回避にもつながる。(吉田亮太)





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