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アスクル、発注プロセス高度化実験 カスケード型導入

荷主

2021/12/16 14:18

 アスクルは15日、「カスケード型発注」への切り替えを目指して実証実験を実施している、と発表した。アスクルは受注した商品の注文予測から、サプライヤーへ発注する量・納品希望日にサプライヤーの対応が困難な場合、別のサプライヤーに自動的に発注をかける。

 出荷頻度の低いロングテール商品の品切れによる販売機会ロスを根本的に解消するため、カスケード型発注の導入に切り替える。(菊地将矢)

最初のサプライヤーに在庫が無い場合後順位へ自動連係し在庫や納期を確認




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