NX総研/国内貨物輸送量22年度、生産・建設低迷し微減 コロナ禍回復で消費増 国際貨物 海コン・航空・プラス維持
調査
2022/10/14 2:50
NX総合研究所(広島秀敏社長、東京都千代田区)が7日発表した2022年度国内貨物輸送の見通し(改訂)によると、総輸送量は生産・建設関連貨物の低迷から、前年度比0.5%減の42億3280万㌧に落ち込む。生産関連貨物は下期に改善傾向が見られるものの、通年ではわずかにマイナスとなるほか、公共投資の減少から建設関連は下期も減少傾向が続く。新型コロナウイルス感染症対策の緩和による個人消費の増加と合わせ、総輸送量の下げ幅は前回7月の予想より0.1㌽上向くものの、プラスへの転換には力強さを欠く状況だ。(佐々木健)
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