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DOSHIN、大型トラックをBEV化 来年6月本格生産 長距離輸送に対応

産業

2025/10/07 3:00

 DOSHIN(旧ドーシンキャピタル、安田猛社長、大阪府八尾市)は、使用過程車の大型ディーゼルトラックをBEV(バッテリー式電気自動車)化する「レトロフィット大型EVトラック」を開発しており、2026年1月にテスト走行し、6月から本格生産、導入する計画だ。航続距離が長く、長距離輸送にも対応する。安田社長は「GVW(車両総重量)25㌧クラスの使用過程にある大型トラックのEV化は世界初だと思う。国産メーカーの車両を改造するので品質も高い」と強調。まずは500台を自社と取引先の輸送に投入し、27年夏ごろには一般向けへの販売もスタートさせる予定で進めていく。(根来冬太)

500台を自社と取引先の輸送に投入(イメージ)

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