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トヨタL&F、フォークリフトでトラック荷役自動化

産業

2025/10/03 2:05

 豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは9月29日、トラックへの荷役作業を自動化する自動運転フォークリフト「Rinova Autonomous(リノバ オートノマス)」を発売した。従来のリノバの機能は工程間搬送などにとどまっていた。オートノマスは2016年に開発に着手し、課題を解決しながら自動荷役作業を実用化。作業にかかる時間はオペレーターの1.5~2倍程度で、2台同時運用すれば稼働効率の維持・向上も可能だ。
 AI(人工知能)を活用。トラックの荷台や荷物を載せたパレットの位置・姿勢を自動で認識して走行経路を自動生成する機能を備える。トラックの停車位置が毎回異なったり、パレットの向きが一定でなかったりしても、自動で荷役作業できる。(高橋朋宏)

作業にかかる時間はオペレーターの1.5~2倍




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