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物流関連クラウドサービス3社、商流・物流をダイレクト連携 出荷指示→配車計画→納品処理 シームレスに

産業

2025/07/15 2:10

 国内の物流関連クラウドサービスのサプライヤー3社が共同で、商流と物流をダイレクトに連携できる情報基盤の構築に着手した。連携するのはWMS(倉庫管理システム)大手のシーネット(小野崎伸彦社長兼CEO=最高経営責任者、千葉市美浜区)と自動配車の老舗ライナロジクス(朴成浩社長、市川市)、動態管理システムの都築電気。各社のクラウドシステムの連携で、荷主企業の出荷指示から直接、配車計画と運行管理、届け先での納品処理までシームレスに完結できるシステムを構築する。3社はこの連携で、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)のスタンダードを目指す。(佐々木健)





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