通常国会閉会、トラ業界が35年来の大転換 新法・取適法成立 事業適正化へ前進
行政
2025/06/27 2:40
通常国会が22日に閉会した。衆院で自民、公明の与党の議席が過半数を下回る中、野党側が提出した「ガソリン暫定税率廃止法案」を巡り、最終盤まで与野党の激しい攻防が展開された一方、与野党の超党派の議員立法として「トラック事業適正化関連法」が衆院主要8会派の賛同で成立した。また、発荷主と元請事業者の運送委託取引を対象に追加した「中小受託取引適正化法(取適法、旧下請代金支払遅延等防止法)」なども成立しており、トラック運送事業の適正化に向けた法整備が大きく前進。トラック業界にとって、「物流2法」が成立した1990年以来の大転換となる国会だった。(田中信也)

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