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NX総研/国内貨物輸送量見通し25年、4年連続前年割れ 下期は生産関連など持ち直し

調査

2025/04/11 2:20

 NX総合研究所(鈴木理仁社長、東京都千代田区)が4日発表した2025年の国内貨物輸送量の見通しは、総輸送量が前年比0.3%減の40億7720万㌧と4年連続の前年割れの見通しを維持した。上期(1~6月)は1.7%減の19億9710万㌧と、24年から継続して落ち込むものの、下期(7~12月)は1%増の20億8010万㌧で推移。生産関連や建設関連貨物の持ち直しを背景にプラス水準に回復するが、通年では力強さを欠く荷動きとなりそうだ。(佐々木健)


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