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松本運輸機工、生成AIで業務効率化 判断できる社員増やす 人間の仕事「より楽しく」

物流企業

2025/03/18 0:40

 松本運輸機工(松本篤志社長、神奈川県平塚市)は4月以降、業務効率化と正確な判断のサポートを目的に、生成AI(人工知能)の活用に力を入れる。まず提案書の「たたき台」作成などを中心に利用し、管理職にも使い方を覚えてもらう。創業者の完全引退後を見据え、自主的に判断できる社員を増やし、今後の事業継続に備える狙いもある。(吉田英行)

AIで「たたき台」を作り、そこからアレンジする使い方を中心に進める(社員にAIの活用方法を指導する松本社長㊧)




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