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関東地整局、コンパス常時運用拡大へ 予約「すっぽかし」防ぐ ペナルティーを試験導入

団体

行政

2025/03/04 2:20

 関東地方整備局は2025年度、コンテナターミナルの搬出入予約システム「CONPAS(コンパス)」の常時運用拡大と搬出入全車両の予約制適用に向け、取り組みを加速させる。横浜港の5ターミナルで同時運用試験を年度内に2回行い、常時運用中の南本牧ふ頭(横浜市中区)に続き、横浜港本牧BC2ターミナル(同)でも26年春の常時運用開始を目指す。また、予約の「すっぽかし」を防ぐペナルティー制度を25年春にも試験導入し、適正利用を図る。(吉田英行)

コンパスの横展開による車両稼働率向上効果が見込まれる(横浜港本牧ふ頭近くの道路)




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